エリアゲームをこれから始めてみたい人向けに解説致します。

①揃えるもの

●エリア用のロッド、リール

ロッド
今は中古品も多く出回っていますので、ロッドは安物でも良いと思います。
この趣味は、やり込むほどにロッドの買い替えする事が普通になっていきますので、最初はむしろ安物を使い倒し、物足りなくなったらステップアップしていくほうが良いかと思います。

リール
リールに関しては、かなり細いライン（糸）を使いますので、ドラグ性能が良くないとライントラブルが多発して釣りのストレスとなってしまいます。
各メーカーの中堅モデルあたりから始めるのが良いと思います。
リールの場合、メカニカルな部分においての知識が無いと、中古で購入するのは難しいかと思いますので、新品購入のほうが良いと思います。

●ルアー
ルアーは大きく分けると、金属製のスプーン、プラスチック製のプラグに分かれます。
スプーンはどれが一番釣れるか？という考え方ではなく、アピールの強いタイプと弱いタイプを使い分けながら釣っていくので、何種類か必要になります。

プラグはコスト的にスプーンより割高になりますが、ルアーパワーがあるので手っ取り早く１匹釣りたい場合には威力を発揮します。

具体的には、スプーンは重さの上限が３ｇくらい、下限は軽いほどスローに巻けるので１ｇ以下も使いますが、初心者のうちは１～２ｇの間で何タイプか揃えると投げやすく、巻きやすいと思います。

セニョールトルネード、Xスティックというルアーは良く釣れておススメです。

●その他便利グッズ
トラウトは非常に弱々しい魚で、直接手で触れたり、地面に置いたりするだけで弱ってしまい、リリースしても死んでしまいます。
ですので、ラバー製のランディングネット（タモ網）以外は使用できませんので、マイネットを用意しておくのも良いと思います。（当エリアではネット無料貸し出しもございます）

バーブレス（カエシ無し）のシングルフック（１本針）しか使えないので、比較的ハリを外すのは簡単ですが、手で触れると死んでしまう魚ですから、リリーサー等もあったほうが良いと思います。

慣れないうちは、ライントラブルが多発しやすく、頻繁にラインを結び替える事がありますので、ラインカッターも必須です。

ロッドを地面に置いてしまうと、他の人が踏んでしまうトラブルがあり得ますので、ロッドスタンドやバッカン等のロッドホルダーを利用してロッドを立てて下さい。

●持ち帰る為の用意
トラウトは養殖技術の進化により、近年では非常に美味しい魚となっております。
生食用に育てられているので、お刺身はもちろんのこと、焼き魚やフライ、煮魚まで、幅広い料理法が御座います。
是非持ち帰って、美味しい料理にチャレンジしてみて下さい。

持ち帰る際には、クーラーボックス、氷が必要です。
ビニール袋も数枚あったほうが良いですね。

発泡クーラー、保冷材の販売もしております。　

包丁は無料で貸出ありますが、マイ包丁で料理するのも楽しいものですよ。

●帽子、メガネ
釣りはハリを使いますので、目や頭を守るために、帽子、保護メガネが必要です。
特にメガネは、偏光サングラスが主流となっており、水面のギラツキを抑えつつ、ラインも良く見える為に必須アイテムになっております。

さあ！これで準備万端です！いよいよチャレンジですが、その前に、キャストゲーム（投げ釣り）の場合、リールの仕組みや使い方を現地で覚えるのは難しいですので、予めリールについて予習しておくべきです。
出来れば、ハリをつけないルアーを結んで、軽く投げてみる練習もしておくと、いざチャレンジしてもすぐに釣りに集中出来ますよ。